映画興行成績:トム・クルーズ新作「オブリビオン」が「クロユリ団地」のV3阻止

「オブリビオン」の一場面(C)2013 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED
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「オブリビオン」の一場面(C)2013 Universal Studios.ALL RIGHTS RESERVED

 3日に発表された1、2日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、米俳優のトム・クルーズさん主演の映画「オブリビオン」が初登場首位。全国365スクリーンで公開され、約30万7700人を動員し、興行収入約3億5000万円と大ヒットスタートを切った。2位は前田敦子さんと成宮寛貴さんダブル主演のホラー「クロユリ団地」でV3はならなかった。

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 3位は、綾瀬はるかさんと佐藤健さんダブル主演の新作「リアル~完全なる首長竜の日~」が初登場。全国270スクリーンで公開され、約9万6200人を動員し、興行収入約1億800万円だった。ウォン・カーウァイ監督の新作でトニー・レオンさんが主演した「グランド・マスター」は4位に初登場。全国284スクリーンで公開され、動員約6万6600人、興行収入約7200万円だった。

 「オブリビオン」は、10年公開の「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンスキー監督によるSFアクション。エイリアンの攻撃を受け壊滅した地球をパトロールしていたジャック(クルーズさん)は、墜落した宇宙船で眠る美女ジュリア(オルガ・キュリレンコさん)に出会う……という展開。「リアル~完全なる首長竜の日~」は乾緑郎さんの小説「完全なる首長竜の日」が原作。自殺未遂で昏睡(こんすい)状態となった淳美(綾瀬さん)を目覚めさせるため、幼なじみで恋人の浩市(佐藤さん)がセンシングという特殊な医療技術を使って淳美の頭の中に入っていく……というストーリー。スイスのロカルノ映画祭の国際コンペティション部門に出品することが決まった。

 「グランド・マスター」は20世紀前半の中国が舞台。ブルース・リーの師匠としても知られるイップ・マンの半生を基に、中国武術の技と心を極め、継承していった宗師(グランド・マスター)たちの闘いを描いた。主人公のイップ・マンをレオンさんが演じるほか、チャン・ツィイーさん、チャン・チェンさんらも出演する。(毎日新聞デジタル)

1位 オブリビオン

2位 クロユリ団地

3位 リアル −完全なる首長竜の日−

4位 グランド・マスター

5位 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

6位 藁の楯 わらのたて

7位 名探偵コナン 絶海の探偵

8位 県庁おもてなし課

9位 図書館戦争

10位 映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!

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