押切もえ:小説家デビュー 苦悩するモデルを描く

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 モデルの押切もえさんが小説家デビューすることが8日、明らかになった。初の小説のタイトルは「浅き夢見し」(小学館)で、25歳の売れないモデルが苦悩しながら有名モデルになるために一歩を踏み出す姿が描かれる。押切さんは、約16万部の累計発行部数を誇るエッセー「モデル失格~幸せになるためのアティチュード~」(小学館)や「押切もえの恋するソウル完全ガイド」(学研パブリッシング)などの著書があるが、小説を執筆するのは初めて。

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 押切さんは小説を書くことになったきっかけについて「『夢を追い続けることは大切だけど、大変なんだ』。雑誌やテレビのお仕事だけでは伝えきれないそんな思いを、文章に残したいと思った」とコメント。小説に込めて思いを「“夢を見ること”は 10代だけに与えられた特権ではありません。年齢を重ねても、輝いている人はずっと夢を追い続けています。30代になっても、40代になっても、日常のささいなことでもいいので生涯、やりがいを持ち、前向きに生きていれば道は開ける……この作品には、そんなメッセージが込められています」と語っている。

 「浅き夢見し」は8月7日発売で、価格は1260円。 (毎日新聞デジタル)

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