GACKT:40回目の誕生日に行った横アリ公演をWOWOWで放送

GACKTさんが40回目の誕生日に行った横浜アリーナ公演の模様 Photo by KEIKO TANABE
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GACKTさんが40回目の誕生日に行った横浜アリーナ公演の模様 Photo by KEIKO TANABE

 歌手のGACKTさんが、5月11日~7月7日に全22公演を開催した4年ぶりの全国ツアー「BEST OF THE BEST vol.1 M/W」のうち、4日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で行ったライブの模様が、14日午後9時からWOWOWライブで放送される。当日は、GACKTさんの40回目の誕生日で、4人組ビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」のボーカル鬼龍院翔さんもサプライズゲストとして登場。ファンから「ハッピーバースデートゥーユー」の大合唱を受けるなど、特別な一夜となった。

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 同ツアーは、3日に発売した2枚のベストアルバム「BEST OF THE BEST vol.1 −MILD−」「−WILD−」とリンクした14年のソロ活動を振り返る内容で、用意された“MILD”と“WILD”の2種のセットリストのうち、この日は“MILD”バージョンが展開された。

 ライブは「WHITE LOVERS −幸せなトキ−」でスタート。曲の中盤から雪が舞い散り、幻想的なライティングの中でGACKTさんが歌唱を披露。その後も、ミュージックビデオとシンクロしたダンスによる「GHOST」、ミディアムテンポで聴かせる「絵夢~FOR MY DEAR~」、切なくも力強い声が響く「白露 −HAKURO−」、ピアノ弾き語りによる「LAST SONG −UNPLUGGED−」などで観客を魅了。「イケるかー、横浜!」の掛け声で始まった「Papa lapped a pap lopped」で、GACKTさんがステージからせり出した花道に足を伸ばすと、会場は一気にヒートアップ。さらに「Mirror」では、ギターを片手にステージを縦横無尽に動き回った。

 中盤のMCでは「7月4日をもちまして、神威楽斗(かむいがくと)、40歳になりました」とあいさつ。客席から飛ぶ「おめでとう!」の声に「ありがとう」と答える表情には、やや照れた様子もうかがえた。会場に鐘の音が鳴り響き、花道の先にあるサブステージに大きなバースデーケーキが現れると、会場に集まった1万人がブルーのケミカルライトを手に「ハッピーバースデートゥーユー」を大合唱。ろうそくの火を吹き消し「みんなありがとう。本当にありがとう」と客席を見渡すGACKTさんの目には、うっすらと涙が浮かんでいるようだった。

 ラジオDJのやまだひさしから40歳にちなんで「40の質問」を矢継ぎ早にぶつけられ、HYDEさん、真矢さん、早乙女太一さん、雅−MIYAVI−さんといった交流のあるミュージシャン、俳優らからのビデオメッセージが流れると、会場の空気は笑みもこぼれる和やかな雰囲気になり、ここで鬼龍院さんが花束を手にステージに登場し、お祝いムードに華を添えた。

 GACKTさんの「これからもよろしく頼むな」の一声でライブは終盤戦へ突入。“音ゲー”をモチーフにしたスクリーン映像とともに観客も遊びながら楽しむ「小悪魔ヘヴン」、同ツアーでは初めての披露となった「dears」、自身が原案・脚本・演出・主演を務めた舞台「MOON SAGA −義経秘伝−」さながらの世界観で新曲「サクラ、散ル…」も披露され、約4時間に及んだステージは幕を閉じた。

 番組「GACKT LIVE TOUR 2013 BEST OF THE BEST vol.1 M/W」」は14日午後9時からWOWOWライブで放送。また、8月29日にはGACKTさんの初主演舞台「眠狂四郎無頼控」(10~11年)もWOWOWで放送予定。(毎日新聞デジタル)

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