キャプテンハーロック:世界初のコンセプトルーム お台場のホテルに登場

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 松本零士さん原作のテレビアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」の約30年ぶり復活作となる劇場版CGアニメ「キャプテンハーロック」(荒牧伸志監督、9月7日公開)をモチーフにした世界初のコンセプトルームが18日、東京・お台場のホテル「ホテル グランパシフィック LE DAIBA(ル・ダイバ)」で報道陣に初公開された。黒を基調としたシックな室内には、ハーロックのマントや海賊旗などが飾られ、存在感たっぷりの艦長席の椅子に座ってハーロック気分を味わえる。

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 コンセプトルームの壁面には、海賊戦艦「アルカディア号」とダークヒーロー「キャプテンハーロック」をはじめとする乗組員たちを描いた巨大なイラストが設置され、アルカディア号をはじめとする戦艦や武器などの模型、アニメの設定画、イラストなどもずらりと並んでいる。窓は敵艦に挑むキャビンをイメージしており、乗組員の気分が楽しめる。さらに、バスルームやクローゼットにもイラストが設置されるなど趣向が凝らされている。

 ベッド上には、ハーロックのマントとドクロがデザインされた海賊旗が置かれ、実際に着用することも可能。ホテル関係者は「艦長席に座って、存分にハーロック気分を味わってほしい」と話している。コンセプトルームはラグジュアリーツインルーム(広さ50平方メートル)で、20日から12月20日まで1室限定で提供。価格は1室2人利用時で1人1万5000円から。

 コンセプトルームのほか、周辺では9月7日公開の劇場版アニメにあわせ、東京ジョイポリスで同作の関連イベントを開催、松本さんが宇宙船をイメージしてデザインした水上バスでも「キャプテンハーロック」の世界観をイメージした展示をするなど、東京・お台場地区をハーロックがジャックする。

 「キャプテンハーロック」は松本さんのマンガが原作で、テレビアニメが78年3月~79年2月に放送され、82年には若き日のハーロックを描いた劇場版アニメ「わが青春のアルカディア」が公開。82年10月~83年3月には、その続編のテレビアニメ「わが青春のアルカディア 無限軌道SSX」も放送された。新作の劇場版アニメは、英雄と呼ばれるが、政府に反旗を翻して宇宙海賊となったハーロックの活躍を描き、主人公キャプテンハーロックを俳優の小栗旬さんが演じるほか、三浦春馬さん、蒼井優さんらも声優を務める。9月7日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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