人気グループ「V6」の森田剛さんが23日、東京都内で行われた主演舞台「鉈切り丸(なたぎりまる)」の製作発表会見に生瀬勝久さんらキャストとともに登場。この日、頭の両サイドを刈り上げた髪形を披露した森田さんは、報道陣から役作り?と尋ねられると、「おかっぱ頭でセリフを覚えていたんですけど、全然覚えられなくて。何か変えなきゃなと思って、切るところないし、横でいいかなって」とイメチェン理由を告白。V6のメンバーの反応は?と突っ込まれた森田さんは、「最近6人の活動なくて、会ってないんです。それぞれが頑張っていろいろやっていて……」と嘆くと、生瀬さんは「いいのそれで?」と心配していた。
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今回、天下取りのため悪事の限りを尽くす極悪非道な源範頼役を演じる森田さんは、悪役について「最近おとなしい役が多かったので楽しみ!」と楽しみにしている様子。演出を担当する「劇団☆新感線」のいのうえひでのりさんは、森田さんの起用理由について「極悪人だがかわいらしいところもある難しいキャスティングだったが、今の剛君ならできると思った。危ない魅力がある」と森田さんを絶賛すると、森田さんは「うれしい」と照れ笑いしていた。
舞台は、シェイクスピアの「リチャード三世」を源平合戦の時代に置き換えた作品。源範頼役の森田さんをはじめ、源範頼に夫を殺され、復讐(ふくしゅう)を果たそうとする設定の巴御前役で舞台初挑戦の成海璃子さん、範頼の兄・源頼朝役で生瀬さん、頼朝の妻・北条政子役で若村麻由美さん、頼朝の家臣の梶原景時役で渡辺いっけいさん、和田義盛役で木村了さん、源義経役で須賀健太さんらが出演する。演出はいのうえさんが務め、脚本は青木豪さんが担当。主演の森田さんと、いのうえさん、青木豪さんのタッグは08年の「IZO」以来5年ぶり。
舞台は大阪公演が10月12~26日にオリックス劇場(大阪市西区)で、東京公演は11月8~30日に東急シアターオーブ(東京都渋谷区)で上演。(毎日新聞デジタル)