青くて個性的な妖精、スマーフが活躍する映画第2弾「スマーフ2 アイドル救出大作戦!」が16日に公開された。さらわれたスマーフェットを救うために、仲間たちがパリを舞台に大冒険する。2011年の「スマーフ」に続き、実写とCGアニメが融合した世界は相変わらずファンタジックで楽しい。
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遠いどこかにある妖精の国に歌うことが大好きな妖精スマーフたちが住んでいた。唯一の女の子・スマーフェット(声・高橋みなみさん)はみんなのアイドル。誕生日のサプライズパーティーの前に、スマーフェットは何者かにさらわれ、ブルーのうねりにのみ込まれてしまう。気づくとそこはパリ。邪悪な魔法使いのガーガメル(声・山寺宏一さん)の仕業だった。彼はスマーフェットだけが知っている秘密の呪文を聞き出して、自分の魔力を最強のものにしようとたくらんでいた。スマーフェットはガーガメルの送り込んだニセスマーフと仲よくなってしまった。一方、スマーフのリーダー、パパスマーフは仲間とともにスマーフェットを救うためにパリへとやって来た。果たして無事に救出できるのか……という展開。
青い妖精スマーフたちの冒険がテンポよく展開していく。一進一退の救出作戦は少々じれったくもなるが、小さなスマーフたちの精いっぱいの奮闘ぶりがいじらしい。パリの街を、りんご3個分だというスマーフの背丈で走り抜けたり、コウノトリに乗って俯瞰でながめたり、視覚効果もバッチリで冒険を盛り上げる。救出作戦の脇には父と子の物語もあってジンワリともさせられる。パパスマーフの慈愛に満ちた微笑み。そのパパの声を演じたコメディー俳優のジョナサン・ウィンタースさんがこの春に亡くなり、今作はウィンタースさんに捧げられた。「命より大切なものはない」というパパスマーフのせりふがより深く心に響いてくる。16日からTOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)ほか全国で公開中。(キョーコ/毎日新聞デジタル)
<プロフィル>
キョーコ=出版社・新聞社勤務後、闘病をきっかけに、単館映画館通いの20代を思い出して趣味の映画を見まくろうと決心。映画紹介や人物インタビューを中心にライターとして活動中。趣味は散歩と街猫をなでること。
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