ホテルローヤル:直木賞受賞で37倍増の50万部突破

第149回直木賞を受賞した桜木紫乃さん(左)と受賞作品の「ホテルローヤル」
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第149回直木賞を受賞した桜木紫乃さん(左)と受賞作品の「ホテルローヤル」

 第149回直木三十五賞(直木賞)を受賞した桜木紫乃さんの小説「ホテルローヤル」の累計発行数が、50万部を突破したことが明らかになった。同書の発行部数は、1月の発売から受賞前まで約1万3500部だったが、7月17日の受賞発表後から注文が殺到。7月23日の段階で累計約21万部を突破。その後も増刷を続け、受賞前の約37倍の累計約50万3500部に達した。

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 桜木さんは、1965年生まれ。北海道出身。2002年「雪虫」で第82回オール読物新人賞を受賞。12年には、「LOVE LESS」が第146回直木賞候補となった。今回の受賞作「ホテルローヤル」は、湿原を背に建つ北国のラブホテルを舞台に、男女のさまざまなドラマが展開する連作集。

 桜木さんは、26日深夜1時から放送のラジオ番組「ゴールデンボンバー鬼龍院翔のオールナイトニッポン」に出演。大ファンだと公言しているビジュアル系エアバンド「ゴールデンボンバー」のボーカル・鬼龍院翔さんとの初共演が実現する。(毎日新聞デジタル)

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