常盤貴子:北川悦吏子と3年ぶりタッグでSPドラマ主演

スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」で主演を務める常盤貴子さん=CBC提供
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スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」で主演を務める常盤貴子さん=CBC提供

 女優の常盤貴子さんが、脚本家・北川悦吏子さんの手がけるTBS系スペシャルドラマ「月に祈るピエロ」(10月5日午後2時~3時24分)で主演を務めることが28日、明らかになった。常磐さんが北川さんとタッグを組むのは2010年9月11日放送の2時間ドラマ「お母さんの最後の一日」(テレビ朝日系)以来3年ぶりとなる。北川さんの出身地、岐阜県が舞台で、遠く離れて住む男女が、一度も会うことなく心を徐々に通わせていく“大人の恋愛”が描かれる。

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 常盤さんと北川さんのコンビはこれまで、1995年放送の「愛していると言ってくれ」や00年放送の「ビューティフルライフ ~ふたりでいた日々~」(ともにTBS系)などのヒットドラマを生んできた。今作は、主人公が閉塞(へいそく)した日常生活の中で、何気ない言葉のやり取りから小さな優しさ、幸せをみつけ、新たな一歩を踏み出す……という展開で、常盤さんは故郷で祖母、母と暮らす41歳の独身、主人公の玉井静流(しずる)を演じる。

 常盤さんは「静流という役は、岐阜で平凡な毎日を送っている女性で、私が今までやってきた役の中には、あまりないものでした。どうしたらそんな女性を演じられるのかということを考える作業が楽しくて」とコメント。さらに「北川さんからいただいたお手紙でも“そういう役、常盤さんできる?”みたいな感じだったので、これはすてきな挑戦状だと思い、自分なりにいろいろと考えて役作りしました」と秘話を明かした。

 出演者は常盤さんのほかに、静流が一度も会わずして心を通わせる相手となる戸伏航(とぶせ・わたる)役を谷原章介さんが演じ、静流が同居する祖母・さくら役は八千草薫さん、母・時枝役は根岸季衣さん。さらに、静流の同級生で病院長の谷沢悠人(ゆうと)役には宅間孝行さん、同じく同級生でシングルマザーの池場恵(いけば・めぐみ)役には高橋由美子さんが決まった。(毎日新聞デジタル)

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