スタジオジブリ:来夏にも新作公開へ 鈴木プロデューサー明かす

宮崎駿監督(右)の引退会見に同席したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(左)
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宮崎駿監督(右)の引退会見に同席したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(左)

 スタジオジブリが来夏公開を目指して新たな劇場版アニメを製作していることが6日、明らかになった。東京都内で行われた宮崎駿監督の引退会見に同席した鈴木敏夫プロデューサーが名言した。11月23日公開の高畑勲監督の「かぐや姫の物語」についても、「鋭意製作中。めども見えてきた。必ず11月23日に公開します」と約束した。

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 鈴木プロデューサーは、宮崎監督の引退について「始まったものは必ず終わりがくるもの。僕の立場でいうと、落ちぶれて引退するのは格好悪いと思っていた。『風立ちぬ』が公開され、支持されているときにこういうことを決めたのはよかったと思う」と引き際の良さを称賛した。

 今後のスタジオジブリについては、「僕も年齢が65歳。このじじいがどれだけ関われるか。今後のジブリの問題は今いる人たちの問題でもある。その人たちがどう考えるか、そのことによって決まるんだと僕はそう思っている」と語った。(毎日新聞デジタル)

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