渡辺謙:南果歩と夫婦でレッドカーペットに 約10分の拍手に感涙

ベネチア国際映画祭のレッドカーペットに登場した渡辺謙さんら
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ベネチア国際映画祭のレッドカーペットに登場した渡辺謙さんら

 映画「許されざる者」(李相日監督)の主演を務める俳優の渡辺謙さんと、妻で女優の南果歩さんがイタリアで開催中のベネチア国際映画祭で6日(現地時間)、レッドカーペットを歩いた。渡辺さんはハリウッドで活躍することもあり、会場には多くの見学者が集まり、サインを求めた。その後、「許されざる者」を上映し、渡辺さんら出演者が来場。スタンディングオベーションで、約10分にもおよぶ拍手が巻き起こると、渡辺さんは目を潤ませた。

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 映画祭には、映画に出演する柄本明さんと柳楽優弥さん、李監督も登場。7日(現地時間)に開かれた会見で、渡辺さんは「観客に届いた喜びと逆に自分自身が映画にひきずり込まれて恥ずかしかった」と前日の上映を振り返り、李監督は「(一夜明けて)何か夢から覚めた感じです」と喜んだ。

 映画は、イーストウッドさんのオリジナル版(1992年公開)をリメーク。1880年の明治維新期を舞台に、かつて“人斬り十兵衛”と恐れられた男(渡辺さん)が、町を治める絶対的な支配者・一蔵(佐藤浩市さん)に立ち向かう姿を描く。ベネチア国際映画祭に特別招待作品として出品された。13日に公開。(毎日新聞デジタル)

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