芸能ニュースランキング:宮崎駿監督・引退会見が話題独占

引退会見で笑顔を見せる宮崎駿監督=6日、東京都内のホテルで撮影
1 / 1
引退会見で笑顔を見せる宮崎駿監督=6日、東京都内のホテルで撮影

 2~7日に放送された朝のワイドショーで最も長時間取り上げられた芸能の話題は、スタジオジブリの宮崎駿監督(72)の引退会見のニュースで、放送時間が4時間37分31秒と、芸能の話題を独占したことがテレビ番組リサーチやマーケティングを行う調査会社「エム・データ」の調べで明らかになった。

あなたにオススメ

 調査は、期間中にNHK、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日で放送された午前10時半までのワイドショーとニュース番組で、芸能に関連する話題の放送時間を集計した。

 1位は、宮崎監督の引退会見。公開中の映画「風立ちぬ」をもって長編映画の製作から引退することを明らかにしていた宮崎監督が6日、東京都内で会見を開いた。宮崎監督は「公式引退の辞」というコメントも発表し「あと10年は仕事をしたいと考えています」とし、長編の監督は引退しても、ジブリ美術館の展示などスタジオジブリに関する仕事を続ける意思を示した。放送時間は計4時間37分31秒だった。

 2位は人気バンド「サザンオールスターズ」に関するニュース。6月にデビュー35周年を迎え再始動を発表した同バンドが8月31日と9月1日にボーカルの桑田佳祐さんの地元でもある神奈川県茅ケ崎市で凱旋(がいせん)ライブ「SUPER SUMMER LIVE2013『灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!』」を開催した。放送時間は計59分4秒だった。

 3位は歌舞伎俳優の市川海老蔵の主演映画「利休にたずねよ」(田中光敏監督・12月7日公開)が、カナダで開催されたモントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞を受けたニュース。日本映画の同賞受賞は1990年の「式部物語」(熊井啓監督)以来、23年ぶり。海老蔵さんは、2月に亡くなった父・市川団十郎さんと最初で最後の共演となった。放送時間は計45分29秒だった。

 エム・データは、東京、名古屋、大阪地区のテレビ局で放送された番組やCMを、専門スタッフが実際に見て、テレビ番組やCMをテキスト化・データベース化して「TVメタデータ」を構築している。(毎日新聞デジタル)

 4位以下は次の通り。(敬称略)

4位 宇多田ヒカル・母の遺言書の存在明かす

5位 お台場合衆国2013・閉幕

6位 西野カナ・アコースティックライブ

7位 映画「許されざる者」ジャパンプレミア

8位 米倉涼子・シースルーのドレス披露

9位 ももクロ・プロ野球始球式に登場

10位 中村福助・7代目中村歌右衛門を襲名へ

テレビ 最新記事