俳優の西田敏行さんが29日、東京都内で行われた映画「キタキツネ物語~35周年リニューアル版~」(三村順一監督、10月19日公開)の完成披露試写会に声優で歌手の平野綾さんらとともに登場。「ムツゴロウさん」こと動物研究家の畑正憲さんもゲストで登場し、「キタキツネの本当の声は犬に近いんです」と突然キタキツネのモノマネをスタート。平野さんが「へえ……」と戸惑う中、西田さんも「(自身が出演した)映画『敦煌』で私が聞き覚えたロバの鳴き声を」と「ロバが寂しがっている声」を披露。負けじとムツゴロウさんが「(ロバが)お母さんと呼ぶ声」を再現するなどモノマネ合戦が始まり出すと、平野さんは「キタキツネの話ですからね!」と苦笑いでつっこみを入れ、報道陣を笑わせた。
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「キタキツネ物語」は、1978年に公開され230万人を動員した映画で、翌79年にはフジテレビでドラマとしても放送され、44.7%の視聴率を記録した人気作品。今回の35周年リニューアル版は北海道で4年をかけて撮影し、流氷に乗ってやって来たフレップという名のキタキツネと、その家族の姿を描く。キタキツネを見守る“柏(かしわ)の木”のナレーション役を俳優の西田さんが務め、キタキツネのフレップの声を佐藤隆太さん、母キツネのレイラ役を平野さんが担当した。
「もうすぐ79歳」という畑さんは、近況について「あんまり動物には囲まれていないですけど、家中が動物の巣なんです。リスがうわーって出てくるし、キタキツネも出てくる。鳥は数え切れないほど来るので楽しんでいます」と笑顔で説明。母キツネ役で佐藤さんや子役とともにアフレコを行った平野さんは「本当の家族のような感じで和気あいあいとアフレコできた。子どもが生まれたときにこの映画を見せたい。まだ(子どもを)生む予定も、結婚の予定もないですけど」と笑顔で話していた。なお、この日のイベントは、チャリティー試写会と題して、福島県の子供ら100人が招待された。(毎日新聞デジタル)
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