注目ドラマ紹介:「ノーコン・キッド」 ゲーム史描く異色のプレーヤーズストーリー

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 俳優の田中圭さんの主演ドラマ「ノーコン・キッド~ぼくらのゲーム史~」(テレビ東京系)が4日深夜スタートする。1983~2013年のゲーム史を実在のゲームを織り交ぜながら描く異色作で、90年代にヒットした3D格闘ゲーム「バーチャファイター2」など、時代を彩った多くのゲームが各話ごとに登場する。

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 「ノーコン・キッド」とは、ワンコイン(ノーコンティニュー)でゲームをクリアする人物のことで、ドラマの始まりは1983年のゲームセンターが舞台。主人公の渡辺礼治(田中さん)の実家はゲームセンターを営んでおり、ここで出会った礼治、親友の木戸、憧れの女性・高野の3人が、2013年の現在まで成長していく姿が描かれる。田中さん以外にも、波瑠さん、浜野謙太さん、佐藤二朗さんが出演し、ゼビウス、パックマン、ドラゴンクエスト2、スーパーマリオブラザーズなど、多くのゲームが各話ごとに登場する。劇中音楽は、元「電気グルーヴ」の砂原良徳さんが担当する。

 第1話は、1983年、15歳の礼治は父・雅史(佐藤さん)が営むゲームセンターで店番をしていたが、壁に張られた各ゲームの1位は、店の常連の同級生の木戸(浜野さん)のゲーム名「KID」で占められていた。ゲームにはあまり興味のない礼治だったが、美少女の高野(波瑠さん)がゲームをする姿に一目ぼれしゲームに手を伸ばす。高野に「KID」のことを聞かれた礼治は、つい自分が「KID」だとうそをついてしまい……というストーリーが展開する。

 ドラマはテレビ東京やテレビ大阪などで毎週金曜深夜0時52分から放送。(毎日新聞デジタル)

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