チーム・バチスタ:山崎賢人が最新作に出演決定 「成長したい」

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 2014年1月からスタートする連続ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)」(関西テレビ・フジテレビ系)に、俳優の山崎賢人さん(19)が出演することが18日、明らかになった。山崎さんは、映画「リアル鬼ごっこ3」(2012年)、「アナザー Another」(12年)などに主演し、14年春公開の映画「L・DK」でも剛力彩芽さんの相手役を演じるなど注目の若手俳優。人気医療ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズの最新作に加わることになった山崎さんは「ずっとテレビで見てきた大好きなシリーズなので、そこに出演できると聞いたときはすごくうれしかった」と喜び、「本当にやりがいのある現場で、ここでいろいろなことを吸収して成長したいと思っています」と意気込みを語っている。

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 ドラマは、海堂尊さんの医療ミステリー小説をドラマ化した人気シリーズの最新作。海堂さんが06年に発表した長編小説「螺鈿迷宮」が原作で、伊藤淳史さん演じる“人のいい心療内科医”田口公平と仲村トオルさん演じる“厚生労働省の変人官僚”白鳥圭輔が、終末期医療を主としつつ周辺の死因不明遺体の検視も担う地方病院「碧翠院(へきすいいん)」を営む桜宮一族の謎に迫る。田口&白鳥コンビの前に立ちふさがる最強の敵、碧翠院の院長・桜宮巌雄役で柳葉敏郎さんも出演する。

 今回、山崎さんが演じるのは、8年前に事故で崖から転落して亡くなった桜宮家の一人息子・葵。葵の過去、現在にはさまざまな謎が潜んでおり、その死の謎が桜宮一族の秘密の大きな鍵となるという役どころ。山崎さんは、自身の役について「複雑な設定があって、とても謎の多い人物」と紹介し、「ストレートに、一つ一つの気持ちを表現してほしいと監督から言われています。心の中にはいろんなものが動いているけど、表には出さないというか、出せないというか……。そのあたりにこだわって演じています」と明かした。

 撮影現場については「柳葉さんや伊藤さんは、冗談を言って笑わせてくれたりして現場を明るくしてくれていますが、いざ本番になると表情が一変して、皆さん本当にすごいと感じますね」とにっこり。田口&白鳥コンビについては「最高のコンビ。テレビで見ていたこのお二人と現場でご一緒するとなるとやっぱり緊張しますが、そのやりとりを生で見られるのは本当にうれしいです」と話していた。ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」は、14年1月から毎週火曜午後10時~同54分に放送。(毎日新聞デジタル)

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