ドクターX：初回視聴率22．8％と今期最高　瞬間最高も29．5％

　女優の米倉涼子さんが主演を務め、昨年大ヒットした医療ドラマの続編「ドクターX～外科医・大門未知子」（テレビ朝日系）の第1話が17日、15分拡大で放送され、平均視聴率は22．8％、瞬間最高視聴率も29．5％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録。「リーガルハイ」「相棒」といったなみいる強豪を抜き、今期のドラマで最高視聴率をたたき出した。

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　「ドクターX」は、2012年10月期に放送され、最終回に同年の民放ドラマ最高の平均視聴率24．4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録した医療ドラマの続編。天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く、米倉さん演じるクールで型破りな外科医・大門未知子を通して医療現場を描く。今回は、前作の帝都医科大学付属病院・第3分院から“巨大組織のトップ”本院に舞台を変え、外科統括部長・蛭間重勝役の西田敏行さん、優秀なイケメン外科医・近藤忍役の藤木直人さん、次期院長ともささやかれる“女帝”で内科統括部長の馬淵一代役の三田佳子さんら新キャストも出演している。

　第1話は、北海道・旭川の競馬場から幕を開ける。競馬に興じていた未知子（米倉さん）は、賭けていた馬の進路を妨害した馬が骨折、安楽死処分を宣告され、馬主のマダムが「1億円の馬を……」と嘆く場面に出くわし、「手術しても100％失敗する」との獣医の言葉に闘志をたぎらせ、「私、失敗しないので」と未経験の馬の手術を引き受ける……。後日、付属病院で開かれたカンファレンスに、「異議あり！」と未知子が姿を現す。治療方針に異議を唱える露出過多ないでたちの未知子に、会場は騒然、怒号が飛び交うが……という展開だった。ドラマは毎週木曜午後9時に放送。（毎日新聞デジタル）