人気声優の浪川大輔さんが、26日放送のバラエティー番組「ジョブチューン～アノ職業のヒミツぶっちゃけます！」（TBS系）に初出演していることが分かった。アニメのほか、海外映画の吹き替え、ゲーム内の声など、さまざまな仕事をこなす声優の仕事の裏側として、格闘ゲームの声の収録の様子、人気の職業である声優業界の実情などをぶっちゃけ、SF大作「スター・ウォーズ」シリーズの吹き替え現場の裏話などを明かす。

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　「ジョブチューン～」は、毎回、さまざまな職業のプロフェッショナルが登場し、自身の職業の“知られざるヒミツ”を紹介するバラエティー番組。MCをネプチューン、アシスタントを田中みな実アナウンサーが務めている。26日の放送で、浪川さんは、海外映画の吹き替えは、本国のスタッフが日本に来てチェックをすることが多いといい、「声の波長とか、息づかい、吸う吐くも全部チェックして、だめだとちょっと息が足りないとか、その辺が厳しい」と苦労を告白した。

　浪川さんは「スター・ウォーズ」のエピソード2、3で、米俳優ヘイデン・クリステンセンさんが演じたアナキン・スカイウォーカーの声を担当。アナキンがダース・ベイダーになる名場面での息づかいについて「（米国のスタッフに）『君の肺の使い方はおかしい』と言われて……」と、アフレコ現場で体験した演技指導を明かしている。

　番組には、浪川さんのほか、男子サッカー日本代表の森重真人選手と女子サッカー日本代表の田中陽子選手が、元日本代表の武田修宏さんや大竹七未さんを交えて裏話を披露するほか、ピアニストの清塚信也さん、腹話術師のいっこく堂さんらも出演し、自身の職業の裏話を紹介。パネリストとしてタレントの小島瑠璃子さん、バナナマン、土田晃之さんらが出演している。毎週土曜午後7時56分から放送中。（毎日新聞デジタル）