フジ「ほこ×たて」問題:日テレ専務「許される場合とそうでない場合ある」

 フジテレビ系のバラエティー番組「ほこ×たて」(毎週日曜午後7時)に不適切演出があった問題に関して28日、日本テレビの小杉善信専務が定例会見で「事例によって違う。許される場合の設定とそうでない設定がある。一律に『ここまでOK』というわけにはいかないと思う」とコメントした。

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 同局でバラエティー番組を多く手掛けてきた小杉専務は「(日本テレビでは)何をしてはいけないかという『アラーム』を点滅させること、(例えば)事例を出しながらクリエーターが『ここはこうなんじゃないか』と話し合う機会は設けている」と続け「バラエティーなら何でもいいというわけではない?」という記者からの質問に「もちろんです」と答えた。

 「ほこ×たて」は、矛盾する“2者”が戦うとどちらが勝つのかを検証する対決式のバラエティー番組。20日に放送した回での不適切演出が、出演者からの指摘で明らかになり、フジテレビは27日以降のレギュラー放送の取りやめを発表していた。(毎日新聞デジタル)

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