前田敦子:黒沢清監督との初タッグ作がローマで2冠

「第8回ローマ国際映画祭」で監督賞と技術貢献賞の2冠を獲得した「Seventh Code」のビジュアル(C)2013 AKS
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「第8回ローマ国際映画祭」で監督賞と技術貢献賞の2冠を獲得した「Seventh Code」のビジュアル(C)2013 AKS

 元AKB48で女優の前田敦子さんが黒沢清監督と初タッグを組んで主演した映画「Seventh Code」(公開日未定)が、イタリア・ローマで開催された「第8回ローマ国際映画祭」で監督賞と技術貢献賞の2冠に輝いた。同映画祭で日本の作品が受賞するのは今回が初で、前田さんは「黒沢監督すごい。ビックリしすぎて意味がわかりません。私は監督の指示に従っただけですが、私もすごくうれしいです」と大喜びした。

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 映画は、前田さん演じるひとりの女が東京で出会った男を追い求め異国の地を訪れる……という内容で、今年6月、ロシアのウラジオストクでのオールロケで撮影された。映画祭には、全18作品からなるインターナショナル・コンペティション部門に出品。黒沢監督も出席した公式上映会では、平日の夜にもかかわらず1000席ほどある会場が観客で埋め尽くされ、上映後はエンドロールが流れている間、スタンディングオベーションに包まれたという。

 監督賞と技術貢献賞の2冠を受け、黒沢監督は「ローマ国際映画祭に出品できただけでも十分満足しておりましたが、受賞の報を聞いて大変驚いています。ほかにも素晴らしい作品が数多くある中で、今回の作品に賞を与えてくれたことを、とてもうれしく思っています」とコメントを寄せた。(毎日新聞デジタル)

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