Mayday:3Dライブ映画の試写に登場 flumpoolらの応援に「いつか倍返ししたい」

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 台湾出身の5人組バンド「Mayday(メイデイ)」が17日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で行われた自身の3Dライブ映画「Mayday 3D LIVE MOVIE 『NOWHERE ノアの方舟』」のプレミアム試写会に登場した。観客の大きな歓声に迎らえれて登場した5人のうち、ボーカルの阿信(アシン)さんは「日本でこんなに大勢のファンと一緒にいるなんて、ホントに信じられなくてエキサイティングです」と、驚きつつも喜びの表情を見せた。

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 映画は、2011年からアジア各国を回った「MAYDAY NOWHERE」ワールドツアーの模様を映画化したもので、2日間で20万人を動員した中国・北京国家体育場(鳥の巣スタジアム)でのライブ映像も3Dで楽しむことができる。一般公開は14年春の予定。

 この日は、以前から親交のあるロックバンド「GLAY」やお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんからビデオコメントが寄せられ、初の日本版ベストアルバム「Mayday×五月天 the Best of 1999−2013」の収録曲「Dancin’Dancin’feat.TERU」でコラボレートしたGLAYのTERUさんとTAKUROさんは「ウェルカム日本! 目標は、やっぱり一緒にステージに立てることかなと思います」(TERUさん)、「(日本での本格始動は)すごくうれしい。待ってました、僕らは」(TAKUROさん)と激励。ビジュアル系バンド「jealkb(ジュアルケービー)」としてのライブで台湾を訪れたときから親交があるという淳さんは「僕もファンの皆さんに負けないくらいMaydayが大好き。Maydayが持っている台湾のスタジオに遊びに行ったりと、どんどん交流が深まりました」とエピソードを明かした。

 さらに、映画「おしん」の主題歌「Belief~春を待つ君へ~」で共演したロックバンド「flumpool」のメンバーがサプライズで会場に駆けつけ、Maydayのメンバーに花束を贈呈。ボーカルの山村隆太さんが「Maydayと出会って、音楽が言葉や文化を超えて人と人をつなげてくれる、そんな力を感じた。そういう面でも、音楽をやって夢を見る同士としてすごく尊敬できるMaydayが、日本で本格始動ということで今回来てくれたことがホントにうれしい」とエールを送ると、それを聞いたMaydayの怪獣(モンスター)さんは「僕らも音楽の力や、音楽でたくさんのメッセージを伝えることができると信じています。flumpoolの皆さん、本当にありがとうございました。いつかいい意味での“倍返し”をしたいと思います」と日本の旬のネタを交えてコメントし、会場を沸かせた。(水白京/毎日新聞デジタル)

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