松井珠理奈:大人な弁護士秘書役に挑戦 じゃんけんでリラックス

スペシャルドラマ「鍵のかかった部屋SP」で秘書役に挑戦したSKE48の松井珠理奈さん
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スペシャルドラマ「鍵のかかった部屋SP」で秘書役に挑戦したSKE48の松井珠理奈さん

 人気アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈さん(16)が、2014年1月3日に放送が決定したスペシャルドラマ「鍵のかかった部屋SP」(フジテレビ系)に出演することが19日、明らかになった。同作は昨年、人気グループ「嵐」の大野智さん主演で“月9”枠で放送された密室殺人事件の謎を解き明かすミステリーのスペシャル版で、レギュラーキャストである佐藤浩市さん演じる敏腕弁護士・芹沢豪の新たな秘書を演じる松井さんは「家族で見ていたドラマで、お話をいただいたときは本当にうれしくて、家族に報告しました」と喜んでいる。松井さんはフジテレビのドラマ初出演となる。

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 ドラマは、貴志祐介さんの小説が原作。セキュリティーを研究している防犯オタクの榎本径(大野さん)が、弁護士・青砥純子(戸田恵梨香さん)や芹沢(佐藤さん)と軽妙な掛け合いをしつつ、難解な密室事件のトリックを解明する姿を描いた。今回のスペシャル版は、貴志さんの新作「鏡の国の殺人」に、未発表の「二つの密室(仮)」のエピソードを盛り込んだストーリーになる。連続ドラマに引き続き、戸田さんと佐藤さんも出演する。

 弁護士事務所の秘書役だけに、女性会社員風の衣裳で登場した松井さんは、16歳とは思えない大人っぽい雰囲気で、大野さんや戸田さん、佐藤さんとの共演シーンを撮影。21歳の秘書役を見事に演じ切ったという。今回の役に松井さんは「16歳の私にとっては普段使い慣れていない言葉があったりしたので、少し難しくて、実は緊張してました」と明かし、「でも、現場の雰囲気がとても温かく、また、(優勝した)じゃんけん大会のあとだったということもあり、撮影の合間に、出演者のみなさんやスタッフさんとじゃんけんをしたりしたお陰で、リラックスして撮影することができました」と振り返っている。

 また、番組の小原一隆プロデューサーは松井さんを起用した理由について「以前、他局で放送されたドラマで、難しい役どころをみごとに演じていた松井さんの演技を見て、今回オファーさせていただいた」と説明し、「本人よりも5歳も年上の設定でしたが、違和感なく、むしろ自然に演じていた松井さんを現場で見て、女優としての大きな可能性を感じさせられました」と演技を大絶賛。さらに「じゃんけん大会で頂点に立つという強運の持ち主ですから、14年のお正月に放送するこの番組にとっても“エンギ(縁起・演技)が良い”ですね」とジョーク交じりに期待を込めている。

 松井さんのほか、ゲスト出演者として、藤木直人さん、黒木瞳さん、佐野史郎さん、岡田義徳さんの出演が決定。ドラマは14年1月3日午後9時から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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