映画監督の北野武さんが、29日放送の特別番組「トム・ワトソン×北野武　奥深きゴルフ～世界で戦うための戦略～」（BS朝日）で、世界を舞台に活躍するプロゴルファーのトム・ワトソン選手と共演していることがわかった。2人は全米オープンゴルフの舞台となった米カリフォルニア州の名門コース「ペブルビーチ・ゴルフリンクス」で“夢のマッチプレー”を繰り広げ、“激戦の記憶”を振り返るとともに、「世界で戦うための戦略」などについて語り合う。

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　番組では、「世界でトップになる」をキーワードに、ゴルフ界のレジェンドと称されるワトソン選手と、“世界のKITANO”として高い評価を受ける映画監督である北野さんが、両者に共通する一流の「ビジョン」と「戦略」について対談。ペブルビーチ・ゴルフリンクスでは、100年の歴史を誇る全英オープンゴルフと全米オープンゴルフをクローズアップし、実際にプレーをしながらその魅力と、激闘の記憶について語り合う。

　数カ月にわたって根を詰めてゴルフの練習を積んで今回の企画に臨んだという北野さんは、ゴルファーあこがれのペブルビーチについて「スケールが違う……。老後はここに別荘を買って、毎日ゴルフするのもいいかな」と語るなど、魅力に取りつかれた様子。ワトソン選手との対面には緊張していたが、プレーが始まる前の朝の練習場では特注クラブ“飛ぶワトソン”をプレゼントして、北野さんらしいユーモアでワトソン選手を喜ばせた。

　また、日本でトップを取り続け、35歳で永久シードとなったプロゴルファー・片山晋呉選手と、「グローバル」という戦略のもとネスレ日本の先頭に立ち指揮をとる高岡浩三社長の対談も。2人は世界で戦う意味とグローバルの大切さをテーマに語り合う。ネスレ日本100周年記念の特別番組「トム・ワトソン×北野武　奥深きゴルフ～世界で戦うための戦略～」は29日午後7時から放送予定。（毎日新聞デジタル）