今夏に公開される映画「るろうに剣心　京都大火編」「るろうに剣心　伝説の最期編」（大友啓史監督）で俳優の藤原竜也さんが演じる志々雄真実（ししお・まこと）のビジュアルが1日、公開された。また、滝藤賢一さん演じる佐渡島方治（さどじま・ほうじ）や三浦涼介さん演じる沢下条張（さわげじょう・ちょう）ら精鋭10人からなる「十本刀」のビジュアルも合わせて解禁となった。

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　「るろうに剣心」は、和月伸宏さんのマンガが原作で、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣心が、明治維新後「不殺（ころさず）」を誓った流浪人（るろうに）として、さまざまな人たちとの出会いや、宿敵との戦いをへて、新たな時代の生き方を模索していく物語。「京都大火編」「伝説の最期編」は、日本制圧を目指す新たな敵が待ち受ける京都を舞台に、壮大なスケールで描かれる。主人公の緋村剣心は佐藤健さんが演じ、武井咲さん、江口洋介さん、神木隆之介さん、伊勢谷友介さんらも出演する。

　ビジュアルが公開された志々雄は、今作で剣心の最大の敵となる相手。包帯で覆われた顔、日本刀を片手に立つ姿は、計り知れない怖さと強さを予感させる。バックには国取りを目指す志々雄のもとに集まったえりすぐりの精鋭10人「十本刀」を従えている。志々雄を演じる藤原さんについて、剣心役の佐藤さんは「存在感がありました。実際に手を合わせて戦ってみても、振りの大きさや力強さがケタ外れでした」と語っている。