注目ドラマ紹介:大河ドラマ「軍師官兵衛」 岡田准一が天才軍師として躍動

1 / 8

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が5日、スタートする。岡田さんが戦国時代末期に“天才軍師”と称され、信長、秀吉、徳川家康の三英傑に重用された黒田官兵衛を演じる。岡田さんは、格闘技を教える資格を持つなど“肉体派”としても知られており、乗馬や殺陣などアクションシーンが見どころの一つになりそうだ。

あなたにオススメ

 官兵衛は播磨国(現在の兵庫県)の姫路城主の長男として生まれ、やがて九州・福岡藩52万石の礎を築いた人物。官兵衛は30歳のとき、39歳の秀吉と出会って意気投合し、義兄弟の契りを交わす。信長亡き後は、官兵衛が秀吉を支え、天下取りを目指した。秀吉を竹中直人さん、信長を江口洋介さん、官兵衛の最愛の妻・光(てる)を中谷美紀さん、官兵衛の息子で福岡藩初代藩主の黒田長政を松坂桃李さん、官兵衛の父・黒田職隆(もとたか)役を柴田恭兵さん、少年時代の官兵衛を若山耀人(きらと)くんが演じる。

 第1話「生き残りの掟」は、1590(天正18)年に天下統一を目前にした秀吉(竹中さん)の大群が小田原城を包囲しているシーンからスタートする。官兵衛(岡田さん)は捨て身の説得で、抵抗する敵を降伏に導く。続いて、物語は1558(永禄元年)年に移り、好奇心旺盛な少年・万吉(後の官兵衛、耀人くん)が登場。万吉の父・職隆(柴田さん)が、主君・小寺政職(片岡鶴太郎さん)の領地を守るため奮戦している中、万吉は病弱な母・いわ(戸田菜穂さん)のために薬草を探しに行き、宿敵・赤松家の領内に入ってしまい、抗争に巻き込まれる。

 また、第1話では木下藤吉郎(後の秀吉、竹中さん)と信長(江口さん)の運命の出会いも描かれる。竹中さんが大河ドラマに出演するのは、1996年に放送され、大ブームとなった「秀吉」で主人公・秀吉を演じて以来、18年ぶりで、今回は秀吉をどのように演じるかも注目される。

 「軍師官兵衛」は、NHK総合で毎週日曜午後8時、BSプレミアムで午後6時に放送。初回は60分の拡大版。全50回。

写真を見る全 8 枚

テレビ 最新記事