向井理:役作りで禁煙4カ月「そろそろ……」

ドラマ「S(エス)−最後の警官−」の試写会に登場した向井理さん
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ドラマ「S(エス)−最後の警官−」の試写会に登場した向井理さん

 俳優の向井理さんが6日、東京都内で行われた主演ドラマ「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)の第1話試写会に登場。元プロボクサーの警察官を演じるため、役作りでは昨年9月からジムに通ったといい「9月からたばこをやめました。まだ吸っていません。そろそろね……」と、禁煙したことを明かした。

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 ドラマは、「海猿」「DOG×POLICE」の小森陽一さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当するビッグコミック(小学館)で連載中のマンガ「S−最後の警官−」が原作。プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴を持つ向井さん演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)と、俳優の綾野剛さんが演じる神業と称される狙撃力を誇る冷静沈着なスナイパー、蘇我伊織らが所属する特殊急襲捜査班(NPS)の活躍を描き、この日、テレビ放送前に早くも映画化が発表された。

 警察官役に初挑戦した向井さんは「去年から長丁場。一話でこれだけ派手なのにけがもない。最後まで付き合ってください」と、歓声を送る観客に、ドラマと映画をPR。「実話に基づいている原作の持っているリアリティーがすごい。原作に突き動かされてやっていることもある」とドラマの手応えを語り、「普段映画を撮っている撮影監督が手がけるので、絵の力も感じる。大きいスクリーンでも負けないパワーを映してくださる」と力を込めた。

 初共演となる綾野さんは、向井さんについて「いろいろカルチャーも似ているので楽ですね。奇をてらうこともなく、かっこつけずに向かい合える」と、現場の様子を語り、向井さんも「役柄はボケとツッコミみたいな関係。僕がしっかりとボケてあげないと、蘇我(綾野さん)が冷たくなる。わちゃわちゃはしてます。いじってます」と笑顔。綾野さんは「僕が(役で)真剣な顔をしているのに、ずっとへらへらしてる。ストレスたまんないんだろうな。僕は精神的にはストレスたまりまくり……」とこぼして、会場を盛り上げていた。ドラマは12日スタートで毎週日曜午後8時から。初回は25分拡大で午後8時54分から10時13分まで。映画の公開日など詳細は未定。

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