タレントの中川翔子さんが25日、東京都内で行われた特撮映画「ヌイグルマーZ」(井口昇監督)の初日舞台あいさつに登場。ピンクのロリータファッションで登場した中川さんは、「生きてて良かった!いろんな瞬間、過去の黒歴史の瞬間と握手をすることができたそんな映画」と独特な表現で紹介。今作が映画初主演となる中川さんは、憧れの特撮映画ということから、「落ち込んだ瞬間もあったけど、そういうときに没頭してきた好きなこと。ヒーローになりたい憧れが、すべてが栄養になったんですね。オタクでよかった! 短足でよかった! 生きてて良かった! 人生で一番輝いている瞬間だと思います!」とマシンガントークで喜びを語った。
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中川さんをはじめ、原作者の大槻ケンヂさん、井口監督の3人とも「学生時代に休み時間(一人)ぼっちで過ごしていた」と話した中川さんは、「そんな3人が、巡り合って、奇跡の作品ができましたね!ぼっちでよかった!」としみじみ。初日を迎え「夢のよう」と話した中川さんは、「あのときの自分に見せてあげたい! 黒歴史が白歴史に変わりましたね! オセロみたい!」と興奮気味で、「生きた証しができてうれしくてたまらない!」「500時間くらいしゃべれる」と思いが止まらない様子。集まった観客に「続編への夢を見させてください!」と訴えるなど、続編への意欲も語った。
映画は、大槻さん原作の小説「縫製人間ヌイグルマー」を基に井口監督が脚本を執筆した。中川さん演じるロリータファッションの少女・夢子が、ピンクのテディベア「ブースケ」と“合体”して「ヌイグルマー」となり、愛する人や人類を守るため戦う姿を描く。この日の舞台あいさつには、中川さん、井口監督をはじめ、役衣装姿で武田梨奈さん、市道真央さん、高木古都さんも登場した。
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