片平なぎさ:“2時間ドラマの女王”が久々の犯人役

1 / 2

 女優の片平なぎささんが、檀れいさん主演のドラマ「福家警部補の挨拶」(フジテレビ系)の第4話(2月4日放送)に犯人役で出演することがわかった。「赤い霊柩車シリーズ」などで“2時間ドラマの女王”の異名をとる片平さんは、久々の犯人役に「役者としてはどちら側も演じられる人間でありたいと思う。心のどこかで(犯人役を)楽しんでいる面もあります」とコメントしている。

ウナギノボリ

 片平さんが演じるのは、先祖から受け継いだ酒「月の雫」を守り抜くために殺人を犯してしまう谷元酒造社長・谷元雫。犯人を先に明らかにする「倒叙ミステリー」というドラマの性質から、「感情表現をあからさまに行ってしまうと“福家警部補に悟られないのはおかしい”となってしまうし、かといって飄々(ひょうひょう)としていられるほど極悪犯でもないし」と難しい演技だったことを明かしている。

 これまでの話では福家警部補(檀さん)と犯人は敵対関係にあるが、今回の話では、互いの立場を共感するような関係性が築かれ、「自分を追い詰める相手でありながら、かわいい人だという思いを雫が抱いてしまったりする」という。片平さんは、「福家のラストシーンのセリフが大好き。今までになかった福家が見られる犯人との関係性に注目です」と見どころを語っている。ドラマは毎週火曜午後9時に放送。

写真を見る全 2 枚

テレビ 最新記事