小栗旬:金城一紀オリジナル作でテレ朝連ドラ初主演 死者と対話できる刑事役

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 俳優の小栗旬さんが、4月にスタートするテレビ朝日系の連続ドラマ「BORDER」(毎週木曜午後9時~9時54分)で主演を務めることが4日、分かった。小栗さんが同局の連続ドラマに主演するのは初めて。ドラマは「GO」「SP 警視庁警備部警護課第四係」などで知られる直木賞作家・金城一紀さんが原案・脚本を手がけたオリジナル作品で、小栗さんは“死者と対話できる”という特殊能力を手にした主人公の刑事・石川安吾を演じる。

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 ドラマは、ある銃撃事件で頭部に被弾し、一度は死んだものの、奇跡的に蘇生した刑事・石川(小栗さん)が、被害者である死者から証言を聞き出し、事件を解決しようと疾走する1話完結型のオリジナルストーリー。小栗さん演じる石川は、金城さんが物語を書き下ろすにあたり、小栗さんをイメージして作り上げたという。小栗さんは一度死を経験し、死者の姿が見えるという役どころについて「こればかりは実際に演じてみないとわからないというのが正直な気持ち」と話すが、「彼(石川)が遭遇している信じがたい状況を“信じる力”が必要になってくる。この作品を自分の新たな代表作にすべく、走り続けたいと思います」と意気込んでいる。

 金城さんは「生者と死者のBORDER(はざま)にいる主人公の石川安吾は必然的に陰影に富み、難しいキャラクターですが、彼を演じられるのは小栗さんしかいないと思いました」とキャスティング理由を説明。ドラマについては「映像化は難しいと思われる冒険作を、キャスト・スタッフの皆さんがどう料理してくださるのか、期待は募る一方です」と期待を寄せている。

 小栗さんのほかに、石川をライバル視する刑事・立花雄馬を青木崇高さん、石川の理解者となる特別検視官・比嘉ミカを波瑠さん、石川の上司・市倉卓司を、遠藤憲一さんがそれぞれ演じる。さらに、古田新太さん、滝藤賢一さん、野間口徹さん、浜野謙太さんも出演する。

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