演歌歌手の北島三郎さんが、8日放送のバラエティー番組「ジョブチューン～アノ職業のヒミツぶっちゃけます！」（TBS系）のスペシャルに登場する。昨年末でNHK紅白歌合戦から引退した北島さんは、収録でその最後となるステージの演出について、NHK側からの提案にバッサリと“ダメ出し”していたことを明かし、巨大な竜のセットの秘密などを赤裸々に語った。

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　「ジョブチューン～」は、MCをネプチューン、アシスタントを田中みな実アナウンサーが務め、毎回、さまざまな職業のプロが登場し、自身の職業の“知られざるヒミツ”を紹介する番組。8日は、「ぶっちゃけ祭りだSP！」と題して、北島さんのほか、男子プロフィギュアスケーターの織田信成さん、歌舞伎俳優の市川猿之助さん、声優の野沢雅子さん、ヨーデル歌手の北川桜さんら各界のプロフェッショナルたちが収録に登場した。

　北島さんは、NHK側の提案について「『今年はクレーンの上に乗ります』と言って、紙に書いてきたのが鳥かごみたいなものだった。『これに俺乗るのかい？』って」とバッサリ否定。「これで俺今年で終わりだから『ちょっとこれじゃあ寂しいんじゃない？』」と厳しく“ダメ出し”したといい、スタジオの出演者を驚かせた。

　さらに番組では、50回出演した紅白について、紙吹雪でのハプニング、歌詞を忘れたエピソードなど、衝撃の思い出話を披露。最後の紅白で実際に使用した高さ6メートルの巨大な竜のセットについて、驚きの秘密を語っている。

　小林弘典プロデューサーは「北島さんはとにかく笑ってくれた。バラエティー番組でこんなに楽しそうにしてくれるとは……」と、収録時の様子を明かし、「紅白引退後の周囲の反応や、ご自身の複雑な思いについても語ってくださいました」と、見どころを語っている。番組は毎週土曜午後7時56分から放送で、8日は午後6時55分～8時54分のスペシャル版となる。