シンガー・ソングライターで俳優の星野源さんが「第68回毎日映画コンクール」(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)のスポニチグランプリ新人賞を受賞し、13日、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区)で行われた表彰式に出席。先日病気療養から復帰した星野さんは「この(新人賞受賞の)知らせを聞いたときは病気で休んでいたつらい時期だったので、本当にうれしくて、励みになり、力になり、元気が出てきました」と振り返った。
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「箱入り息子の恋」で受賞した星野さんは「はじめての主演映画で、歴史ある素晴らしい賞をいただけて、うれしい」と笑顔であいさつ。受賞の知らせは昨年の終わりごろに聞いたといい、「(療養中に)ずっと家の中にいるとくさくさしてくるじゃないですか。(受賞で)本当にこれからも頑張ろうという気持ちにさせてもらいました」と感謝の言葉を述べた。
また、これからの俳優活動や音楽活動について、「病気のこともあり、一つ一つしっかりじっくりやっていきたい」と前向きに語り、俳優なら「今までやっていない怖い役、犯人役をやりたい。ギャーというやつ」と希望を明かしていた。
星野さんは2012年末にくも膜下出血と診断され、療養のため活動を休止し、13年3月に復帰したが、同年6月に再び療養のため活動を休止し再手術を受け、9月に退院を報告。先日の第35回ヨコハマ映画祭の表彰式で久しぶりに公の場に姿を現し、“復活”をアピールしていた。
毎日映画コンクールの表彰式には男優主演賞を受賞した松田龍平さん、女優主演賞を受賞した赤木春恵さん、男優助演賞を受賞したピエール瀧さん、女優助演賞を受賞した吉高由里子さんらも出席した。
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