茨城県大洗町が舞台の人気アニメ「ガールズ&パンツァー」が、同県水戸市をホームタウンとするサッカーJ2・水戸ホーリーホックとスポンサー契約を結んだ。契約期間は2014年シーズンの1年間で、主人公・西住みほが所属する「あんこうチーム」のメンバーが、同クラブのユニホームをまとった第1弾コラボイラストも公開された。
ウナギノボリ
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大洗町が水戸ホーリーホックの「ホームタウン推進協議会」に入っていることや、同クラブの沼田邦郎代表がアニメを見て「他校に比べ力が劣っている大洗女子学園が、知恵と勇気で強豪校に立ち向かう姿が、少ない運営予算の中で戦っているクラブの状況と似ている」と世界観に共感したことがきっかけ。「共に闘う」をキーワードに、ピッチ看板の掲出のほか、スタジアム内外でさまざまなコラボが実現する。
第1弾コラボイラストは、西住みほら「あんこうチーム」のメンバーがサポーターとなり、ホームスタジアムのケーズデンキスタジアム水戸に応援にやってきた……という設定で、背景にはスタジアムの外観に加え、クラブのマスコット「ホーリーくん」が戦車に搭乗した姿も描かれている。
そのほかコラボグッズ第1弾として、背番号代わりに背中に「あんこうチーム」の印であるアンコウのイラスト、肩に作品ロゴがプリントされた「水戸ホーリーホック×ガールズ&パンツァーコラボレプリカユニフォーム2014」も発表。現在、同クラブの公式サイトで予約を受け付け中で、ケーズデンキスタジアム水戸で3月2日に開催されるJ2開幕戦では、五十鈴華役の尾崎真実さんが購入者に直接手渡しする先行販売も実施。またコラボグッズは今後、ロゴやメッセージ、イラストの入ったTシャツやタオルマフラーの販売も予定している。
「ガールズ&パンツァー」は、茶道などと並んで戦車を使った戦い“戦車道”が“たしなみ”とされている仮想の世界を舞台に、少女たちが力を合わせて戦車道の全国大会優勝を目指すアニメ。大洗町をファンが訪れる“聖地巡礼”現象が起きている。新作OVA「これが本当のアンツィオ戦です!」の上映イベントが7月5日からシネマサンシャイン池袋(東京都豊島区)など全国9都市12館で開催されるほか、年内には完全新作の劇場版アニメも公開予定。
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