日本アカデミー賞:新人俳優賞の壇蜜「襟を正して感謝」 

「第37回日本アカデミー賞」の授賞式に出席した壇蜜さん
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「第37回日本アカデミー賞」の授賞式に出席した壇蜜さん

 「第37回日本アカデミー賞」の授賞式が7日、東京都内で開かれ、新人俳優賞に選ばれた綾野剛さん、星野源さん、壇蜜さん、忽那汐里さんら8人が勢ぞろいした。映画「甘い鞭」に主演した壇蜜さんはシックなドレス姿で登場し、「賞というものはどんなに自分が切望していても必ずしも得られるものではないと思っています。そういうものを手にしたときに、まず思うのは光栄だと思う気持ち、喜ばしいと思う気持ち、おごらずに粛々とやろうという気持ちです。支えてくださった方に襟を正して心から感謝いたします」と喜びを語った。

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 「横道世之介」「夏の終わり」に出演した綾野さんは、「こんな華やかな場所は場違いなような気もしていますが、『横道世之介』と『夏の終わり』が愛されたんだなと思うと大変光栄です」と感謝。「箱入り息子の恋」「地獄でなぜ悪い」に出演した星野さんは、くも膜下出血による闘病を乗り越えての受賞に「いい意味でものすごく変な役で、とても光栄な場所に立たせていただいて本当に光栄。個人的なことなんですが、病になってしまって、闘病を頑張って良かった。あきらめないで良かったなと心から思います」と喜びをかみしめた。

 新人俳優賞には、綾野さんらのほか、「許されざる者」の忽那さん、「共喰い」の菅田将暉さん、「舟を編む」「草原の椅子」の黒木華さん、「少年H」の吉岡竜輝さん、「おしん」の濱田ここねちゃん8人が受賞し、ステージに勢ぞろいした。

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