S−最後の警官−:向井理主演ドラマの最終回視聴率12.7% 映画は来年公開

ドラマ「S(エス)−最後の警官−」に出演した向井理さん(左)と綾野剛さん
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ドラマ「S(エス)−最後の警官−」に出演した向井理さん(左)と綾野剛さん

 俳優の向井理さんが主演した日曜劇場「S(エス)−最後の警官−」(TBS系)の最終回が16日、15分拡大版で放送され、平均視聴率は12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同ドラマは、初回放送で平均視聴率18.9%(同)で今期の民放連続ドラマで最高のスタートを切っていた。

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 ドラマは、「海猿」「DOG×POLICE」の小森陽一さんが原作、藤堂裕さんが作画を担当するビッグコミック(小学館)で連載中のマンガが原作。向井さんと綾野剛さんの初共演作で、プロボクサーを引退し、警察官になった異色の経歴を持つ向井さん演じる神御蔵一號(かみくら・いちご)の所属する特殊急襲捜査班(NPS)と、綾野さんが演じる神業と称される狙撃力を誇る蘇我伊織が所属する特殊部隊(SAT)の活躍を描いた。初回放送前に映画化が発表されており、最終回のラストで映画「S−最後の警官−THE MOVIE」の公開が2015年と発表された。

 最終回では、日本の各界の有力者10人を拉致した誘拐テロ事件が起き、犯行声明から「M」こと正木圭吾(オダギリジョーさん)が首謀者だということが判明した。人質解放のタイムリミットはあと1日となる中、捜査員は潜伏先を特定し、蘇我(綾野さん)らSAT基地局車両が制圧に向け出動するが、正木は取引に応じなかった日本警察への報復として、1時間後、民間人の人質6人を殺害すると新たな犯行声明を出す。SATが要人救出作戦に出動中のため、警察庁長官官房審議官の天城(菅原大吉さん)は「確保」を信条とするNPSに対し、正木らの「制圧」を命じる……という展開だった。

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