グーグーだって猫である:宮沢りえ主演で連続ドラマ化 WOWOWで今秋放送へ

宮沢りえさんが主演する連続ドラマW「グーグーだって猫である」のキービジュアル=WOWOW提供
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宮沢りえさんが主演する連続ドラマW「グーグーだって猫である」のキービジュアル=WOWOW提供

 女優の宮沢りえさんが、今秋放送予定のWOWOWの連続ドラマ「グーグーだって猫である」に主演することが14日、明らかになった。2008年に女優の小泉今日子さん主演で映画化もされた、飼い猫とのいとおしい日々を描いた大島弓子さん自伝的マンガが原作で、宮沢さんは愛猫の死に揺れる主人公のマンガ家・小島麻子を演じる。脚本は映画「婚前特急」「わたしのハワイの歩きかた」の高田亮さんで、映画版と同じ犬童一心監督がメガホンを取る。

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 今回のドラマ版は、原作の世界観を踏襲しながら連続ドラマとして新たなアプローチで再構築するオリジナルストーリー。麻子は長年飼っていた愛猫のサバが突然息を引き取って以来、マンガが描けなくなってしまう。ある日、公園を散歩していると、病気の子猫を連れたホームレスと出会う。彼と何度か顔を合わせるうちに、子猫の病気を治してあげたいと思い、無断で子猫を病院に連れて行くが……という物語が展開される。

 主演を務める宮沢さんは「大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたい。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたらいいなと思っています」と意気込み、「そこを乗り越えた先にああいったマンガが生み出されるという過程をちゃんと届けたいという気持ちで臨みますので、ぜひご期待ください」とコメントを寄せている。

 犬童監督は宮沢さんについて「毎日彼女の演技を見て、驚き楽しみ感動しています」と明かし、「彼女の演技にはいつもしっかりアイデアがあり、誠実で、でもそれでいながらあけっぴろげで大胆です。見ていると心がいっぱい揺れてしまいます。そして、美しい。生涯そう出会うことのない息をのむ美しさだ」と絶賛している。

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