俳優の水谷豊さんと成宮寛貴さんが21日、人気ドラマ「相棒」（テレビ朝日系）の劇場版第3弾「相棒−劇場版3− 巨大密室！特命係 絶海の孤島へ」（和泉聖治監督、26日公開）試写会に登場し、舞台あいさつを行った。この日は「相棒ファン」を代表して女子サッカー日本代表（なでしこJAPAN）の澤穂希選手（INAC神戸）も参加。水谷さんは、5月14日からベトナムで開催される「AFC女子アジアカップ」に出場する澤選手に向け、「澤選手のいない日本代表なんて、右京のいない特命係みたいなもの。優勝を期待していますし、とても楽しみにしています」とエールを送った。

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　「AFC女子アジアカップ」は、来年に開催されるワールドカップへの出場権を懸けた大会で、澤選手は「これまでアジアカップの優勝はないので、絶対に優勝してワールドカップへの出場権を獲得したい」と意気込みを語った。そんな澤さんから水谷さんと成宮さんに、世界一の証しである星のマークとエンブレムの入ったなでしこJAPANのユニホームがプレゼントされると2人は大喜び。成宮さんは「シーズン中にもかかわらず駆けつけていただいてありがとうございました」とお礼の言葉を述べ「国民の一人として、全力で応援させていただきます」と誓っていた。

　相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決する刑事ドラマ。「相棒−劇場版3−」は、絶海の孤島を舞台に、右京（水谷さん）と享（成宮さん）が難事件解決に挑む。特命係を離れ警察庁へと移った先代の相棒・神戸尊役の及川光博さんや、享の父で警察庁次長・甲斐峯秋役の石坂浩二さん、伊原剛志さん、釈由美子さん、宅麻伸さんらも出演する。