榮倉奈々:豊川悦司とダブル主演&初共演 「娚の一生」が実写化

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 女優の榮倉奈々さんと俳優の豊川悦司さんが、2015年に公開される映画「娚(おとこ)の一生」でダブル主演し、初共演を果たすことが23日、明らかになった。榮倉さんは「喜びと緊張が入り交じり合った気持ちです。(豊川さんの)大きな懐に飛び込ませてもらうつもりで全身で頼らせていただきたいです」、豊川さんも「役の向こう側の榮倉さんご自身に、恋をしていきたいと思います」とそれぞれ意気込んでいる。

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 2008年~10年に月刊フラワーズ(小学館)で連載され、コミックス累計発行部数も150万部を記録する西炯子さんの同名マンガが原作。自分は幸せになれないと思い込んでいた女性と、恋愛を拒み、落ち着く家庭を得ることはないと信じ込んでいた50代の男性が出会い、次第に愛するということに向き合ってゆく姿を描いた大人のラブストーリー。

 監督は「きいろいゾウ」や「100回泣くこと」などで知られる廣木隆一監督で、榮倉さんとは「余命1ケ月の花嫁」以来5年ぶり、豊川さんとは「やわらかい生活」以来8年ぶりのタッグとなる。榮倉さんは「廣木監督の作る現場では、こり固まった心が解けるような奇跡的な体験が待っているような期待に胸を膨らませつつ、緊張感を保ちながら、最大限頑張らせていただきたく思っています」と話し、豊川さんも、出演の経緯について「廣木監督が撮るということが大きな決め手でした。絶大な信頼を寄せています」とコメントしている。

 原作者の西さんも「いつまでも、いつでも、人は人を好きになる、という、短い話です。それだけなのですが、それがなぜ切なく苦しいのでしょうか。このたび、豊川さんと榮倉さんの大人の演技で味わっていただけることになりました。原作をお読みいただいた皆様、これからお読みいただく皆様、ぜひ諸々(もろもろ)お楽しみになさって、劇場へお運びくださいませ」とコメントを寄せている。

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