北川景子:ハモのさばきに悪戦苦闘 「みをつくし料理帖」再び

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 2012年9月に放送され、好評を博した女優の北川景子さんが主演するドラマスペシャル「みをつくし料理帖」(テレビ朝日系)の第2弾が6月8日に放送されることが23日、明らかになった。今回、料理人でも難しいと言われるハモのさばきに挑戦した北川さんが「扱いが難しく悪戦苦闘しました。パート1のときはカツオで、どんどんいろいろな魚をさばけるようになっていきますね」と語ると、共演の人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんは「最後は(自分が)さばかれたいですね」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。

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 「みをつくし料理帖」は、累計260万部を突破している高田郁さんの同名小説シリーズ(角川春樹事務所)が原作。女性の料理人がほとんどいなかった江戸の世を舞台に、天涯孤独の少女・澪が困難を乗り越え、料理人として成長していく姿を描く。

 今回は、原作の2巻と3巻のエピソードが中心。澪が料理人を務める「つる家」は、“料理番付”で関脇を取ったことが評判となり、繁盛していた。ある日、つる屋にふきという下足番の少女が入る。澪は自分と同じく身寄りがなく働き者のふきを何かと気にかけていた。そんな時、澪の考案した料理がライバル店“登龍楼”で次々と発表され、ついには澪が料理をまねたといううわさが立ってしまい……というストーリー。謎の浪人・小松原(松岡さん)との恋や“伝説の花魁(おいらん)”と呼ばれる親友の野江(貫地谷しほりさん)との友情も描かれる。

 ドラマでは北川さん演じる澪と松岡さん演じる小松原が一緒に料理をするシーンもあるといい、北川さんは「小松原と澪の関係性がぐっと縮まる大切なシーン。(小松原の)たすき姿が初めてなのでかっこいいなと思いました」とうっとり。松岡さんは「小松原が澪にきゅうりを食べさせてあげる場面があるんですけど、おちょぼ口で上目遣いで可愛かった。僕、ちょっと前まで壇蜜さんに心奪われていたんですけど、一気に北川さん寄りに戻ってまいりました」とユーモアたっぷりに絶賛している。

 ドラマには原田美枝子さん、平岡祐太さんら前作のキャストに加え、片岡鶴太郎さん、光石研さんらも出演する。北川さんは「食を中心に広がりを見せる人間関係の温かさや絆を楽しんで見てもらえたらなと思う」と見どころを語っている。テレビ朝日系で6月8日午後9時放送。

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