フジテレビ社長:「バイキング」に注文 「もっとバラエティーに」

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 今月スタートした昼の新番組「バイキング」(毎週月~金曜午前11時55分)について、フジテレビの亀山千広社長は25日、東京・台場の同局で行った定例会見で、「個人的には、もっとバラエティーに振ってもいいのではないか」と注文した。

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 同番組は「半径500mの日常をエンターテインメントにする」がコンセプトの生活情報バラエティーだが、「横並びで見ると情報では一番後発。お昼のランチしながら笑いたいという人たちに何を届けるかということを考えてやってもらいたい」と語った。

 視聴率の苦戦については「一喜一憂しないようにしている。ただ、『笑っていいとも!』が始まった三十何年前も2パーセント台で、2桁に行くのに半年近くかかった」と長期的に見る構えを示し、「一部の皆さんには好評を得ていて、僕も地引き網のコーナーは大好き。(コーナー担当の)サンドウィッチマンも頑張ってくれている」と評価した。

 また、番組は俳優の坂上忍さん、EXILEのTAKAHIROさんらが曜日別にMCを担当しており、視聴習慣がつきづらいのではないかとの指摘に対しては、「曜日別のキャスターになったことで通しの視聴習慣がつきづらいのは事実だと思う」としながら、「曜日別のプロデューサたちが競い合うことが、番組を面白くすることではないか」と今後に期待した。

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