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5月18日(月)放送分
今年の春の連続ドラマで、これまでにない異変が起きている。毎回起きる事件を捜査し、1話完結のわかりやすい作りで定番視されてきた刑事ドラマにも“冬”の兆しが訪れているのだ。今期は実に7作品もの刑事ドラマが放送されているが、そのうち4作品が初回視聴率で1ケタ台と苦戦している。
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今期の連続ドラマは、「半沢直樹」の池井戸潤さんの原作で、杏さんが主演する企業ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)が平均17.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で初回首位を記録。一方で、刑事ドラマの最高は、ハードボイルドアクションとして毛色の違う「MOZU」(TBS系、13.3%)を除けば、「ビターブラッド」(フジテレビ系)の12.2%で、民放のゴールデン・プライム帯のドラマ16作品の中で8位と厳しい順位だ。
こうした刑事ドラマ全体の不振は、「相棒」などの刑事ドラマで躍進し、日本テレビと激しい視聴率3冠王争いを繰り広げてきたテレビ朝日への影響が特に大きかった。テレビ朝日は、「相棒」や「臨場」「遺留捜査」といった名作刑事ドラマを生み出しており、昨年の4月期も「ダブルス」「遺留捜査」「刑事110キロ」と3作の刑事ドラマをそろえ、いずれも好調だった。
ところが、今期は「BORDER」、「刑事110キロ」、「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部」の三つの刑事ドラマがすべて初回1ケタと苦戦。同局の早河洋社長も、刑事ドラマを支えているのは女性視聴者と分析した上で、「1回目は女性層に訴求していない印象。サスペンス好きの視聴者がいるがキャッチできていない」とコメント。同局は4月度のゴールデン帯の平均視聴率も9.9%と急落し、同時間帯5位に転落してしまった。
池井戸作品の好調と刑事ドラマの苦戦で幕を開けた春ドラマ競争。とはいえ、あくまでも第1話だけの結果で、2話以降で視聴率が激変しているものも多い。昨年の春は、好調だった「ガリレオ2」(フジテレビ系)の影で、じわじわと視聴率を上げた「ラスト☆シンデレラ」(同)が話題を集めたが、今年もダークホースの出現に期待したいところだ。
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2026年05月20日 09:00時点
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