良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の10回「『青楼美人』の見る夢は」が、3月9日に放送され、正名僕蔵さん演じる松葉屋半左衛門が見せた、“さりげない優しさ”が視聴者の間で話題となった。
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第10回では、瀬川(小芝風花さん)の身請けが決まり、落ち込む蔦重(横浜さん)。そんな中、親父たちから瀬川“最後の花魁道中”に合わせて出す、錦絵の制作を依頼される。
そこで蔦重は、北尾重政(橋本淳さん)や、勝川春章(前野朋哉さん)といった人気絵師に花魁たちの普段の姿を描いてもらい、豪華な錦絵本が完成。そして、平賀源内(安田顕さん)に連れられ、田沼意次(渡辺謙さん)の屋敷を訪問すると、将軍への献上の約束も取り付ける。
そんな蔦重は、“松葉屋の親父様”をつかまえ、「これ、瀬川花魁に渡してもらってもいいっすか?」と絵本を差し出す。すると「忙しいから、自分で渡しとくれよ」とあっさりと断る松葉屋。蔦重は「えっ! いいっすか?」と驚くが、松葉屋は「えっ? 何でダメなの」と言い返して、蔦重自らが瀬川に会いに行くよう仕向けた。
SNSでは「松葉屋の親父様ぁぁ!」「親父殿ォ~~~!!!!!」「松葉屋の親父様ありがとう!」などと視聴者は反応。「やだあ松葉の親父さま、粋ぃ!」「松葉屋、こりゃまた粋だね」「粋な所があるじゃないの」との声が上がったほか、「最後に会わせてやろうっていう…」「最後に会ってやれとは優しいな」「松葉屋さんたら蔦重と瀬川に最後の時間をくれるんか! 忘八のくせに!!(泣き笑い)」といった感想も書き込まれた。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
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