名もなき毒:続編「ペテロの葬列」もドラマ化 小泉孝太郎が主人公続投

「名もなき毒」に引き続き「ペテロの葬列」で主演の杉村三郎を続投する小泉孝太郎さん=TBS提供
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「名もなき毒」に引き続き「ペテロの葬列」で主演の杉村三郎を続投する小泉孝太郎さん=TBS提供

 宮部みゆきさんの人気推理小説をドラマ化した「名もなき毒」(TBS系)の続編「ペテロの葬列」が7月から放送されることが分かった。前作に続き、小泉孝太郎さんが主人公の杉村三郎を続投することも決まり、小泉さんは「前回から少したくましくなった杉村を感じてほしい」と意気込んでいる。

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 ドラマは、巨大企業グループの広報室に務める平凡なサラリーマンがさまざまな事件に巻き込まれるミステリー“杉村三郎シリーズ”の同名小説が原作。小泉さんは「昨年、(第1弾の)撮影が終わっても、僕の体の中に感覚として杉村が居続けていた」と役柄への愛着をみせ、「杉村三郎の『過去』『現在』『未来』を感じてもらえるように演じます。変わらないようで少し変わった、変わったようで少しも変わらない杉村を楽しみにしていてください」と話している。

 鈴木早苗プロデューサーは、今回の小泉さんの演技に「前回は悩める青年だった杉村が、たくましく大人になって、世の中を渡ってきた雰囲気を出してくれれば」とコメント。原作の宮部さんは、同ドラマについて「杉村の人生には大変なことが起こります。単行本の仕上げの時にはキャストの皆さんのお顔が目に浮かび、申し訳なくて筋書きを変えようかとも思いました」と話し、「小泉孝太郎さんの杉村が、どんなふうに事件を乗り越えていってくれるのか、どきどきしながら見守りたい」と語っている。

 ドラマは7月7日スタートで、毎週月曜日午後8時放送。初回は午後7時からで、2時間スペシャルとなる。

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