女優でタレントの黒柳徹子さんが22日、講談社(東京都文京区)で行われた自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」の朗読と対談の集いに登場し、同書について「映像化の話がきたんだけれど、およしなさいって言ったんです」と明かした。
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同イベントには映画監督の山田洋次監督も出席。「あの小説は的確に人間が表現されている。ああいう人間像を描いた小説はない。映画化したいと思うけれど、小説以上のものはできないから、(映像化しても観客が)がっかりするんじゃないかと思って映画化ができない」と話すと、黒柳さんは「(同書は)ちょっと見るといいけれど、物語がないんだから。(同書に登場するトモエ学園の)校長先生のあれだけの人物を演じられる人(俳優)はいないので映像化はすべてお断りしているんです」と語った。
朗読と対談の集いは、同書のさし絵を描いた画家のいわさきちひろさんの没後40年と同書の絵本出版を記念して開催。黒柳さん、山田監督のほか安曇野ちひろ美術館(長野県松川村)の設計を手がけた建築家の内藤廣さんも出席した。イベントでは同美術館に併設されている安曇野ちひろ公園に「トットちゃんの広場」が2016年に造られることも発表された。
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