二階堂ふみ:「ニューヨーク・アジア映画祭」で受賞 山田孝之、長澤まさみに続き

「私の男」の舞台あいさつに登場した二階堂ふみさん
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「私の男」の舞台あいさつに登場した二階堂ふみさん

 女優の二階堂ふみさんが、6月下旬に開かれる「第13回ニューヨーク・アジア映画祭」で、活躍が期待される若手俳優に贈られる「ライジング・スター・アワード」を受賞したことが1日、明らかになった。二階堂さんの地元でもある沖縄で同日行われた主演映画「私の男」(熊切和嘉監督)の舞台あいさつで発表されたもので、二階堂さんは「とてもうれしいです。映画祭で着るためのビンテージ・ドレスを今回、沖縄で購入してしまいました」と喜んだ。

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 ニューヨーク・アジア映画祭は、米ニューヨークで開かれる北米有数のアジア映画祭。今回は28日(現地時間)から開催される。ライジング・スター・アワードは、日本ではこれまで、2011年(第10回)に山田孝之さんが「ミロクローゼ」で、12年(第11回)には長澤まさみさんが「モテキ」で受賞した。

 二階堂さんは、これまでも「第68回ベネチア国際映画祭」での日本人初となる新人賞など国内外で数多くの賞を受賞しているが、「今回の受賞は、私の力というより、監督や作品の力でいただけた賞だと思っています。これからも自分を過信せず映画と関わっていけたらと思います」と気を引き締めた。

 「私の男」は、桜庭一樹さんが直木賞を受賞した同名小説を映画化。北海道の田舎町で暮らす少女・花と遠縁の養父・淳悟との禁断の愛を描いた作品で、花を二階堂さん、淳悟を浅野忠信さんが演じている。14日公開。

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