福岡のアイドルグループ「Rev.from DVL」の橋本環奈さん(15)が“天使すぎる”と話題になるなど地元アイドルが注目を集めている。橋本さんはインターネットで人気に火が付き、テレビなどの露出が増え、全国区に活躍を広げるというシンデレラストーリーを歩んでおり、その成功に続こうとする若手アイドルも多いという。橋本さんがブレークした理由を分析しながら、“第二の橋本環奈”を探った。
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橋本さんは、昨年11月にインターネットで踊っている写真がアップされると“天使すぎる”などと絶賛する声が集まり、その後、テレビ出演が急増。ソフトバンクモバイルの「白戸家」のCMに抜てきされるなどブレークを果たした。
AKB48などトップアイドルから、CDを手売りする“地下アイドル”まで取材し、ネット番組「独偏アイドル総研」などを手がけるアイドルジャーナル社の楠山幸英編集長は「橋本環奈は、テレビや雑誌発ではなく、ネットで人気になり、活動の幅を広げるというモデルを作った。AKBやももクロに人気が集中する中、橋本環奈の登場はアイドルシーンに衝撃を与えた。“第二の橋本環奈”を目指すアイドルも増えている」と話す。
橋本さんは東京都内で行われたイベントに出演し、ファンがその際のパフォーマンスの写真をネットにアップしたことをきっかけに注目が集まった。楠山編集長によると、橋本さんのブレークやNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で地方を拠点に活動する地元アイドルが注目されたこともあり、東京で地元アイドルが集結するイベントが増えているという。イベントが増えたことによって、地元アイドルが注目される機会が増したようだが、楠山編集長は、ブレークに必要な条件を「橋本環奈が注目されたのはルックスのよさ。性格やパフォーマンスなどより、写真写りのよさや見た目が大事になってくる」と話す。
また、橋本さんがブレークした背景を「テレビ離れが叫ばれる一方、テレビよりもネットを見ている若者も多い。そういった時代背景もあり、橋本環奈がブレークしたのかもしれない」と分析する。
楠山編集長は、先述のブレークに必要な条件を踏まえ“第二の橋本環奈”として注目している地元アイドルとして、アイドル専門レーベル「iDOL Street」に所属し、仙台を拠点に活動する山崎詠万(やまざき・えま)さん(13)、名古屋の「DIANNASWEET」の若葉愛さん(14)、福岡の「HR」の安田玲さん(17)を挙げる。
「地元アイドルだけでなく、東京で活動するアイドルにも注目を集めそうな若手はまだまだいる」ともいい、「RynRynミどろっぷ」の安藤穂乃果さん(15)や「GEM」の武田舞彩(たけだ・まあや)さん(15)にも期待しているという。武田さんは、ネットで「元フジテレビでフリーアナウンサーの中野美奈子さんに似ている」などと話題を集めており、楠山編集長も「ビジュアルもいいし、歌もうまい」と絶賛する。さらに、北海道出身で東京を中心に活動する吉田凜音(よしだ・りんね)さん(13)も「アイドルらしさがあり、ネットで“可愛すぎる”などと話題になるかもしれない」と注目しているという。
楠山編集長が「ネット発でブレークするアイドルは増えていくはずだが、誰がどんな形で注目されるかが分からない。そこが面白いのですが……」と話すように、ファンの盛り上がりがブレークのきっかけになるため、今後の“読み”は難しいようだ。新たなアイドルが彗星(すいせい)のごとく現れ、“アイドル戦国時代”の勢力図を大きく塗り替えることも考えられる。白熱するアイドルブームの今後の動向が注目される。
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