BS11:漂流ブイがつなぐ縁 いわきーカウアイ1万1000キロの交流 ウィークリーニュースONZE

カウアイ島に漂着したブイ
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カウアイ島に漂着したブイ

 BS11の報道番組「ウィークリーニュースONZE」は20日、東日本大震災の津波で、福島県いわき市の小名浜港から、米ハワイ諸島の最北端・カウアイ島に流れ着いたブイがつないだ不思議な縁を紹介する特集「ハワイに漂着した『津波ブイ』が結ぶ縁」を放送する。

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 福島県いわき市は震災の津波で大きな被害を受け、漁港として知られる小名浜港は福島第1原発の影響で近海の試験操業がようやく始まったばかり。一方のカウアイ島は、ハワイ諸島の最北端に位置する人口約6万人の島で、美しい海岸、熱帯雨林、渓谷など豊かな自然に恵まれている。カウアイ郡はフラダンス発祥の地として、スパリゾートハワイアンズがあるいわき市とは古くから交流があり、両都市は2011年9月に友好協定(姉妹都市)の提携をしている。

 番組では、福島出身の祖父を持ち、カウアイといわきの交流を支える日系3世、アート梅津さんの姿を中心に、約1万1000キロ離れたカウアイ島へ漂着したブイを記念碑として残し、さらに両都市の交流を深めようという動きを紹介する。

 放送は20日午後6時から、キャスターは元村有希子・毎日新聞編集委員と徳光美鈴さん。コメンテーターはジャーナリストの山路徹さん。

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