ピース又吉:バナナ食べつつ"公開アフレコ”に挑戦 「猿役やりたかった」

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 お笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さんと又吉直樹さんが30日、東京都内で映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」(マット・リーブス監督)の公開アフレコイベントに登場。今回が声優初挑戦で、劇中でせりふが二言の「警官1」を演じているという又吉さんは、「申(さる)年(生まれ)だし、猿役をやらせてもらえるのかと思って、走ったりして猿風の体にしていたんですけど……」とやや不満げで、急きょ映像に合わせてアドリブで猿役を試してみるという”公開アフレコ”も実施。猿になり切るためバナナを食べながら綾部さんとアフレコで掛け合うひとコマもあった。

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 実際には「警官1」を担当する又吉さんは、「歩きながら二言なんですけど、自分でも納得のいくものになったと思います。ぜひ劇場で探してみてほしい。一発で見つけたらすごい」と満足げ。猿と危険な状況で出会う人間役を演じる綾部さんは「初挑戦だったが難しかった。コントとか普段やってるからいけるかなと思ったけど全然違う」と苦労をにじませつつ、今後やってみたい役を聞かれ、「ブラッド・ピットが好きなので、もしできたら最高ですね」とし、実際にその場でブラッド・ピットになり切って即興でアフレコに挑んだ。

 映画は、2011年に公開された米映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の続編で、高度な知能を獲得した猿のシーザーが仲間を率いて、人類への反乱を起こしてから10年後の世界を描く。森の奥地に文明を築いてさらに進化した猿たちと、絶滅の危機に瀕(ひん)した人類の生存者グループが数年ぶりに遭遇し、一触即発の危機に陥る……というストーリー。9月19日公開。

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