KICK THE CAN CREW:11年ぶりグループ名義でRIJF出演 復活に含み?

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で再集結した「KICK THE CAN CREW」
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「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で再集結した「KICK THE CAN CREW」

 2004年から活動を休止している3人組ユニット「KICK THE CAN CREW」が2日、茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園で同日開幕した野外ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」で再集結した。活動休止中も何度か3人で共演を果たしてきたメンバーだが、グループ名義で同フェスティバルに出演するのは11年ぶり。リーダーのLITTLEさんは、アンコールで「3人でやらせてもらえるきっかけをくれてありがとうございます。今日のステージが、これからをつなぐきっかけになれたらうれしいです」と復活に含みを持たせた。

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 KICK THE CAN CREWは、LITTLEさん、KREVAさん、MCUさんの3人組ヒップホップユニット。2001年にデビューし、2004年に活動休止を発表した。現在3人は、ソロとして活動している。今回の再集結についてKREVAさんは「俺がソロ10周年、ROCK IN JAPAN FES.が15周年、もう一つ(主催イベントに)呼んでくれたFM802が25周年で、周年が重なったんでオファーを受けたという感じです」と、タイミングが重なってのことだと語っていた。

 3人は、メインステージ「GRASS STAGE」の初日ラストを飾るアーティストとして登場。会場はスタート前から熱気に包まれ、3人の登場を待ち望む拍手が巻き起こった。そして、メンバーがステージに現れると一気にヒートアップ。1曲目にヒット曲「マルシェ」が披露されると、会場は大きく揺れた。その後、メジャーデビュー曲「スーパーオリジナル」、また「sayonara sayonara」「イツナロウバ」などおなじみのナンバーが披露されたほか、KREVAさんが「初めてこのイベントに出たときに100人くらいの小さいブースでやったんだけど、メインステージから『音が大きい』と怒られた曲」と紹介した思い出の「GOOD TIME!」を「今日はメインステージでぶちかまします!」と熱唱した。

 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」は、2000年にスタートした国内最大級の夏の野外ロックフェスティバル。昨年は3日間で過去最多の延べ17万7000人を動員した。今回は15年目を記念して、8月2、3、9、10の4日間、同所で開催され、200組を超えるアーティストが出演する。

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