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2月26日(木)放送分
WOWOWは、毎週金曜午後10時に「ノンフィクションW」枠を設け、オリジナルのドキュメンタリー番組を放送中だ。この枠では、見る人を新しい世界へと誘うフルハイビジョンの“ノンフィクションエンターテインメント”番組をWOWOWプライムで毎週、テーマを変えて放送している。8月15日に放送される「満州映画70年目の真実~幻のフィルム「私の鶯」と映画人の情熱~」を担当したWOWOWの制作部の富樫佳織プロデューサーに、番組の魅力を聞いた。
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−−番組の概要と魅力は?
第二次世界大戦中に製作された満州映画「私の鶯」。戦後、公開が中止されたあとに足跡が分からなくなった“幻の作品”がどのような運命をたどったのかに迫るドキュメンタリー。
今回は満州映画協会で編集者として仕事をしていた岸富美子さん(94)をはじめ、当時の映画スタッフと直接親交のあった方々に取材することが可能となり、日本の映画史の一つの歴史として語り継ぐべき証言が多数発掘されました。その中には、「私の鶯」の監督から影響を受けたと自ら語る山田洋次監督もいらっしゃいます。
旧満州国では、映画というエンターテインメントを通して戦中の政治政策を推進しようという目論見があったそうです。しかしそんな中でも、「国策映画ではなく、芸術映画を自分たちスタッフの手で作りたい」と静かに戦い、時代の規制に向き合った映画人たちの情熱が浮き彫りになりました。
−−今回のテーマを取り上げたきっかけと理由は?
昨年11月に山田洋次監督が演出を手掛けた舞台「さらば八月の大地」の収録に携わったことがきっかけです。制作発表の記者会見で山田監督が子供時代を旧満州で過ごしたことや、その当時の出来事についてしっかりと伝えていきたいとお話しされたお言葉が印象に残りました。
完成した舞台も満州映画協会のありし日の様子が生き生きと描かれており、実際に旧満州に生きた映画人たちがどのような情熱を持っていたのかをドキュメンタリーで取材したいと思いました。
−−制作中、一番に心掛けたことは?
史実を追う番組なので、きちんと情報の裏を取ることを心がけました。ディレクターの幸田理一郎さんがねばり強く取材をしてくださったことで、たくさんの方から証言をお伺いすることができました。
−−番組を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったエピソードは?
ディレクターの幸田さんが取材を掘り下げる中で、今回テーマとして追いかけた映画「私の鶯」についての新しい発見が出てきたことです。番組の中で、いままで知られていなかったことやものが見つかるというのは制作者にとって一番の醍醐味(だいごみ)であり、視聴者の皆様にも貴重な発見をお届けできると思います。
WOWOW 制作部 プロデューサー 富樫佳織
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