注目ドラマ紹介:朝ドラ「マッサン」 竹鶴政孝・リタ夫妻をモデルに描く国産ウイスキー挑戦の物語

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 俳優の玉山鉄二さんが主演し、米女優のシャーロット・ケイト・フォックスさんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「マッサン」が29日スタートする。朝ドラ初の海外からのヒロインとして話題のフォックスさんと玉山さんが演じる夫婦が、国産初のウイスキー製造に挑む姿が描かれる。

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 ドラマは、実在の竹鶴政孝とそのスコットランド人妻・リタをモデルにした亀山政春とエリー夫婦を玉山さんとフォックスさんが演じる。“マッサン”とは、難しい日本語と格闘したヒロインが愛情を込めて呼んだ夫の愛称で、夢に生きる不器用な日本男児と大阪弁を話す気品あふれるスコットランド人妻という“凸凹夫婦”の人情喜劇が展開される。映画「パッチギ!」や「フラガール」などで知られる羽原大介さんが脚本を手がけ、主題歌は、中島みゆきさんの「麦の唄」。泉ピン子さんや西川きよしさん、堤真一さん、前田吟さんらが出演する。

 第1週「鬼の目にも涙」(29日~10月4日放送)は、大正9年(1920年)、スコットランドでウイスキーづくりを学んだ亀山政春(玉山さん)が妻のエリー(フォックスさん)を連れて2年ぶりに日本に帰ってくるところからスタートする。結婚の報告のために、広島の実家を訪れるが、母・早苗(泉さん)は結婚もウイスキー作りも認めず、猛反対する。政春とエリーが、結婚を認めてもらおうと奮闘する姿が描かれる。第2週「災い転じて福となす」(10月6~11日放送)からは、大阪が舞台となる。

 NHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送。全150回。

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