「ガンダム」シリーズの“生みの親”として知られる富野由悠季さんが総監督となって手がけた「ガンダム Gのレコンギスタ」が2日深夜から順次スタートする。富野さんが手がけるガンダムとしては、「∀(ターンエー)ガンダム」から15年ぶりの新作となる。
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宇宙移民と宇宙戦争の歴史となった「宇宙世紀」が終わり、新たな世紀「リギルド・センチュリー(R.C.)」になった時代。人類にエネルギーをもたらす軌道エレベーター「キャピタル・タワー」を守る部隊「キャピタル・ガード」の候補生ベルリ・ゼナムは、謎の高性能モビルスーツ「G−セルフ」の攻撃を受けるが、見事捕獲に成功。しかしベルリは、G−セルフを操縦していたアイーダ・レイハントンを名乗る少女に何かを感じる……というストーリーだ。
タイトルの由来は、「復刻、再生、回帰」を意味するスペイン語の「レコンキスタ」で、雰囲気はもちろん、細かい世界設定も楽しめ、さらに過去のガンダムシリーズを思わせるあっと驚くシーンもある。富野さんは「ワクワクする話になっている。若いやつには負けたくないし、手応えはある」とコメントしており、“生みの親”がつむぐ新しいガンダムは、アニメファンの注目を集めそうだ。
ベルリ役は本作が初主演の石井マークさん、アイーダ役は「進撃の巨人」の嶋村侑さん。「ラブライブ!」「ガンダム」シリーズのサンライズが制作する。放送はMBSほか。公式サイトでは、アニメ第1話の冒頭10分と富野さんのメッセージが公開されている。
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