注目ドラマ紹介:「ごめんね青春!」 クドカン初の学園ドラマ 関ジャニ・錦戸が教師役

日曜劇場「ごめんね青春!」の試写会に登場した脚本の宮藤官九郎さん
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日曜劇場「ごめんね青春!」の試写会に登場した脚本の宮藤官九郎さん

 脚本家の宮藤官九郎さんが、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来初めて脚本を手がけたことで話題のドラマ「ごめんね青春!」が12日、TBSの日曜劇場(日曜午後9時)枠でスタートする。宮藤さん初の学園ドラマで、静岡県三島市にある私立の男子校と女子校が合併するまでのさまざまな人間模様を描き、人気グループ「関ジャニ∞」の錦戸亮さんが主人公の教師・原平助を演じる。

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 仏教系の男子校・駒形大学付属三島高校(通称:東高=とんこー)と、ほぼ隣接する厳粛なカトリック系の女子校・聖三島女学院(通称:三女=さんじょ)の合併を巡る学園ドラマ。両校は学力レベルも大きく離れ、東高の生徒は三女の生徒からバカにされ、関わらないように避けられているような状態という設定だ。宮藤さんが「木更津キャッツアイ」や「タイガー&ドラゴン」などでタッグを組んだ磯山晶プロデューサーと何年も前から企画していたという作品で、いじめや学級崩壊などは描かれないという。

 錦戸さんは母校の“東高”の教師・原平助役で、満島ひかりさんがヒロインとなる“三女”の生活指導の教師・蜂矢りさを演じており、永山絢斗さん、波瑠さん、「ジャニーズWEST」の重岡大毅さん、トリンドル玲奈さん、「AKB48」の川栄李奈さん、えなりかずきさん、風間杜夫さんらも出演。主題歌は、宮藤さんが作詞、「銀杏BOYZ」の峯田和伸さんが作曲を手がけ、関ジャニ∞が歌う「言ったじゃないか」。

 第1話は、少子化に伴う定員割れと経営難で“東高”と“三女”に合併の話が持ち上がる。これまでに浮上した合併案はOBやPTAの反対で実現しなかったが、今回は理事長同士の話し合いにまで進行していた。根強い反対の原因のひとつに14年前に起こった未解決事件があり、その事件が原因で母校にとらわれてきた平助は、平行線をたどる合併話のなか、ある提案をする……という展開が描かれる。ドラマは毎週日曜午後9時に放送。初回は15分拡大版。

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